高級ブランド時計のなかでもトップクラスの知名度と人気を誇るオメガは長い歴史があり、その歴史を辿るとなぜ多くの人に長年支持されてきているのかを知ることができます。
ここでは、オメガの歴史と魅力について紹介していきます。また、オメガを代表する2大シリーズについても紹介していきます。
オメガは創業した1894年当初はルイ・ブラン&フィルズという社名でした。最初は懐中時計の組み立てがメインでした。
現在の社名に変わったきっかけになったのが、新型高性能ムーブメントを開発したことです。このムーブメントは究極の新型ムーブメントであるという意味でオメガと名付けられました。オメガ(Ω)とはギリシア語で最終文字にあたる文字であり、これ以上はない(究極である)という自負がネーミングに込められているのです。そして、1903年にそのオメガが社名に変わり、現在に至ります。
オメガの大きな魅力は高度な性能と機能です。オメガが高性能、高機能であることはオリンピックの公式時計として採用されたことやNASAの公式時計として採用されていることからも知ることができます。
オメガを代表する人気モデルで2大シリーズといわれているのが「シーマスター」と「スピードマスター」です。
シーマスターは、1948年に誕生してから現在までたくさんのモデルを誕生させていますが、世界的にシーマスターの名が広がったのがシーマスター300です。それまでの防水レベルは生活する上で支障が出ない程度だったのが、シーマスター300では深海200メートルまでの防水レベルにまで進化しています。
そして、1970年代にはシーマスター600、そして、1990年年代にはシーマスタープロダイバーズ300Mが誕生し、人気映画007の主人公ジェームスボンドが身に着けたことで世界中に人気となりました。
スピードマスターは、高度な機能と性能で公式時計としてNASAから採用されています。NASAは宇宙で使用できる時計を、オメガを含めた複数のメーカーに依頼していますが、様々なテストを唯一クリアしたのがオメガのスピードマスターです。その後、スピードマスターは6回の月面着陸を果たしています。
こうした、歴史のあるシーマスターとスピードマスターは高機能、高性能であるのに加えて優れたデザイン性で多くの人に愛用されています。
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